Pep's Diary

いろんなことを共有していきたいと思います。たまに持論を言います

【本田宗一郎の生き方】開発というのは世の中に貢献するという気持ちがなければいけない

 

一度やり始めたならば最後までやり遂げる

 

 

 

 

父が残した3つの心得

<他人に迷惑をかけることだけはするな>

<博打だけはするな>

<時間を有効に使え。時間の使い方で人生は決まる>

 

 

 

今日も雨か。早く天気にならないと給料が払えない…

本田宗一郎が倒産の危機に瀕していた時に、呟いた妻・さちこへの一言

 

 

 

さて、何をやろうかといっても八方塞がりで、こんな混乱のとき、これから一生の商売を見定めようといったって、世の中が動いている時には見定めようがない。

ホンダ創業前、社会の混乱期に、本田宗一郎はあえて何もせず、無意識に遊び続けた。

 

 

 

 

造って遊び、売って遊び、買って喜ぶ

宗一郎の三点主義

 

 

 

 

俺が死んでも銅像だけは作ってくれるな

宗一郎の口癖

 

 

 

 

公私を混同すること、また人間と人間の間に上下関係を作ることを好まなかった

 

 

 

 

喜怒哀楽を全面的に表に出す

時に感情を表に出さないことが美徳とされた明治生まれの人間としては珍しいタイプであったが、どんなに辛く悲しい時にも決してユーモアの精神を忘れなかった。

 

 

 

 

国際化の進んだ現在、地球上のすべての国民と接していかなければならない時に、日本古来の伝統だからと固執するわけにはいかない。外国の長所をどんどん取り入れて、一流の国際感覚を身につけなければならない

宗一郎が戦前から唱えていたポリシーである。

 

 

 

 

気性の激しさで知られた本田宗一郎は、部下に対して容赦ない罵声を浴びせることは日常茶飯事だった。

 

 

 

 

いいか、いい仕事をしていればカネはあとからついてくる。カネのために働くな。いい仕事をしろ

父が宗一郎に教えた言葉である。

 

 

 

 

ひとつは人間愛だと思う。人を愛し、人に愛されることだ。ひとつは約束を守ること。もうひとつは人に儲けさせること。つまり自分の人生と仕事を通じて多くの人に恩恵を与えること、これに尽きると思う

宗一郎が「信用」にというものについて語った文である。

 

 

 

 

自分を良く見せようという部分が一切なかった宗一郎を誰もがオヤジと呼んだ。

 

 

 

 

人の偉さというのは、いかに世の中に奉仕したかということだ

 

 

 

 

開発というものは、企業の発展のためにやってるんじゃない。世の中に貢献するという気持ちがなければいけない

この哲学は、自動車・バイクメーカーであるホンダの根幹をなす思想である。

 

 

 

 

人生は見たり、聞いたり、試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり、聞いたりばかりでいちばん重要な試したりをほとんどしない。試した場合には必ず失敗がつきものだ。しかしそれを恐れていては成功のチャンスはやってこないのである

 

 

 

 

成功は99%の失敗に支えられている

エジソンがいうような抽象的な精神論ではなく、この道がダメだということを明らかにしたという意味で、失敗は企業に対する成果があるということである。

 

 

 

 

選ばれし者だとか、エリートでなければ作れない車だと言いたいのなら、そんな車は作らなくていいんだ。妙なエリート意識を持って、自分の城だけを守り、大衆のいる場所へ下りてこなければ、大衆の心は離れ、たとえ能力があったとしてもそれを十分に発揮することができなくなる。そうなると、組織や会社は、もはや個人バラバラな集団の利益のぶつけ合いの場となり、共通の目標や幸福を追求する場にはならなくなる。そういう兆候が多くの企業や社会に現れていることを見過ごしてはならない。

宗一郎はエリートについてこう語る。

 

 

 

 

大衆の隠されたニーズを喚起し、見えていなかった需要を開拓することにこそメーカー、あるいは技術者としての責務であり、また、模倣より、独創の価値がはるかに高い。

宗一郎は過度のマーケティング依存や、売れているからウチもという安易な模倣に走る姿勢を否定していた。

 

 

 

 

 

ミスがあった場合には検査に携わる人員を減らせ

現場に責任と緊張感を持たせ、かえって結果がよくなるという経験則に基づいたものだった。

 

 

 

 

 

面子だけで無理押しすれば、合理的にものを考える若い層がついてこない。これは工場にもあてはまる。若い年齢層の支持のない経営なんて、長続きしない。世の中は何と言っても若い者が中心になって動かしているのだから

 

 

 

 

人間、誰でも大差はない。自分の力量を試しもせず鍛えもせずになぜ放棄するのか

自分の力など微々たるものだとか最初から決めてかかる人に対し、宗一郎はこのように述べている。

 

 

 

まとめ

本田宗一郎という生き方」という本で読んで感動した考え方を載せていきました。もっと具体的な内容が知りたい方は、こちらのURlから、購入してみてください。

本田宗一郎という生き方